2009年08月07日

七姫幻想

Pixiv七夕企画用の絵、完成!
本当はもう少し手を加えたいような気もするけど、時間がないから完成と言うことで。

七姫幻想〜秋去衣〜





森谷明子著『七姫幻想』より、「秋去衣」の章の二人のイメージ。

「七夕の七姫」と「衣通姫伝説」を絡めて語られる物語です。
「秋去衣」とは、七姫の「秋去姫」から。秋の衣を織るという姫で、七夕の棚機津女(たなばたつめ)の事を指しています。
ちなみに、「七夕の七姫」とは織姫の七つの異称↓のこと。季語に使われます。

 【七夕の七姫】
  秋去姫 薫物姫 ささがに姫 百子姫 糸織姫 朝顔姫 梶の葉姫


『棚機津女』とは、古事記に載っている、神の衣を織る娘だそうです。
巫女であり、旧暦七夕の日に人里離れた水屋で御神衣を織りながら、夫である神様をひとり待ちます。
訪れた夫神は、娘の村に豊穣をもたらし、穢れを持って去っていくのだとか。

そういえば、神話のコノハナサクヤヒメも、夫神であるニニギノミコトと出合った際、海辺で機を織っていたりします。
機織って、神事と絡んだ話が多いですね。


『七姫幻想』、面白いです。
名の通り、七つの話のオムニバス小説で、それぞれの話の人物が少しずつ機織の糸のように絡み、七つの物語を紡いでいきます。

一番印象が強かったのが、絵にした「秋去衣」の話。
闇と秘密と秘められた恋の物語で、衣通姫の伝説と深く絡んでます。
強かな娘の物語で、稲妻みたいに強く閃くも、次の間には消えていた……そんなお話です。

七つの話の中では、この話と「朝顔斎王」の話が好きです。
「秋去衣」とは対照的な話で、恋に天然な斎王が可愛いw
でも、どちらの話も姫は強かで素敵だったりします。
 
 
 
今回のを描いていて思ったんだけど……皇子の髪型に泣いたw
「秋去衣」って古墳時代の頃の話だから、男性は髪型がミズラだったりします。
『ミズラ』というのは、あの耳の横辺りで8の字に結ぶ髪型のこと。
某芸人のギャグにある、「卑弥呼さまー!!」のあの髪型ねw

調べて知ったんだけど、あの髪型は高貴な人ほど8の字型らしい。
身分が下がると、下の方だけ輪にしたりしてたんだって。
はい、どうでもいい豆知識が増えましたね〜。

でもさ……あの髪型、あんまり恰好よくないと思うのは私だけだろうか。しかも、ものすごく描きにくい。
皇子…イケメンに描いたのに、何故か格好よく見えないアラ不思議w
ま、恰好良さの云々は、自分の画力の問題かもしれません(;´∀`)
うーん、難しいよミズラ。

あー、もっと絵が上手くなりたいなー。
あとセンスも欲しいなー。
posted by コチニール at 06:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 絵・まぜこぜ | 更新情報をチェックする
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